お知らせ

2020年03月14日

【校長ブログ】旅立ちの日に

 本日は、卒業証書授与式でした。3年次生、教職員全員がマスクを着用し、消毒液の設置、会場座席の十分な間隔の確保、会場の換気をするなど新型コロナウイルスの感染拡大防止策を講じた上で実施しました。式の最後に、式歌として「旅立ちの日に」(作詞:小嶋 登 作曲:坂本 浩美)を一同で斉唱しました。卒業生には、このような状況下での卒業式になり、申しわけない気持ちで一杯です。また、ご出席を控えていただきました保護者の皆様には、後日、卒業証書授与式の映像をお送りする予定です。

 今、校長室では、下校する卒業生たちが斉唱している校歌が聞こえています・・・

式辞 暖かさと寒さが交互に行き会いながら、校内の木々にも春の訪れが感じられてまいりました今日の佳き日に、「第55回卒業証書授与式」を挙行できますことは、卒業生はもとより、私たち教職員にとりましても、この上ない喜びでございます。

 ただ今、卒業証書を授与いたしました323名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。卒業生の皆さん、本日、浦和南高校からそれぞれの夢と希望を持って、新たな道へ歩み出していきます。しかし、皆さんが歩み出す今日の社会は、世界中の国や地域が新型コロナウイルス感染症という目に見えないものとの闘いの真っただ中です。このような時だからこそ、一人一人の「誠実さ」が大切です。

 私は、当たり前だった日々が、たった1日で社会が変わることが本当にあるのだと実感しています。首相が全国一斉休校を要請した2月27日を境に、確実に社会の空気が変化しました。新型コロナウイルスが脅かし破壊するのは、人の健康だけではありません。私たちの心にまで感染し、不安とともに自己中心的で排他的な行動をとりつつあります。フランスのノーベル賞作家アルベール・カミュは、小説『ペスト』で伝染病が広がる極限状態での市民の連帯を描いています。主人公の医師は「伝染病に対するただひとつの闘い方は誠実さだ」と述べています。卒業生の皆さん。このような状況だからこそ、「誠実さ」を胸に刻み、大人の一人であることを自覚し、世の中をしっかりと支える人になってもらいたいと思います。

 最後になりましたが、本日、この場に御出席いただけない卒業生の保護者の皆様、お子様のご卒業、心からお祝い申し上げます。卒業生の皆さんから保護者の方に感謝の気持ちを伝えてください。

 卒業生の皆さんの、これからの大きな活躍を心から願いまして、式辞といたします。

  令和2年3月14日  さいたま市立浦和南高等学校長 上原 一孝

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