トピックス

【校長ブログ】卒業おめでとうございます(2021年03月13日)

 3月13日、春雨の中、浦和南高校で第56回卒業証書授与式を行いました。卒業生の学年は、大学入試改革の変更や新型コロナウイルス感染症など、様々な出来事に翻弄された学年でした。卒業生の皆さんの将来に幸多きことを祈っています。式辞の内容について紹介します。

 暖かさと寒さが交互に行き会いながら、校内の木々にも春の訪れが感じられてまいりました今日の佳き日に、多くの保護者の皆様方の御臨席を賜り、「第56回卒業証書授与式」を挙行できますことは、卒業生はもとより、私たち教職員にとりましても、この上ない喜びでございます。ただ今、卒業証書を授与いたしました315名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

 卒業生の皆さん、本日、浦和南高校からそれぞれの夢と希望を持って、新たな道へ歩み出していきます。しかし、皆さんが歩み出す今日の社会は、日本をはじめ世界中の国や地域が新型コロナウイルス感染症という目に見えないものとの闘いの真っただ中です。このような時だからこそ、一人一人の「自由と責任」「権利と義務」がとても大切です。そこで、皆さん自身が対象者である「18歳選挙権」をとおして大人としての「自由と責任」「権利と義務」についてお話します。

 大人とは何歳からなのでしょうか。電車やバスの運賃は12歳以上、自動車運転免許は18歳以上、飲酒は20歳以上など大人の年齢は異なります。2016年の夏の国政選挙から1945年の改正以来、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられました。なぜ、70年ぶりの改正が行われたのでしょうか。若者の選挙離れも背景の一つです。令和元年に行われた第25回参議院議員選挙全体の投票率は48.8%でしたが、二十歳代の投票率は31%でした。投票率の低さは日本だけの問題ではなく、民主主義の発祥地であり先進地でもある欧米でも同様です。国政選挙では、英国66%、フランス55%、ドイツ72%、米国43%と、日本を始め、欧米の民主主義国家の政治が閉塞感を強めています。英国の首相であったウィンストン・チャーチルは「民主主義は最悪の政治形態であると言える。ただし、これまで試されてきたいかなる政治体制を除けば」と述べ、民主主義の素晴らしさを説いたことがあります。

 日本の場合、若者の投票率の低さは、選挙に対する理解不足も要因の一つかもしれません。候補者や政党の情報を収集する方法としては、選挙公報、政見放送、街頭演説やインターネットなどがあります。選挙は投票日に投票することが原則ですが、期日前投票の制度があります。投票日に仕事や用務のある人は、期日前であっても投票ができます。

 人間は年齢を重ねて子供から大人に成長するなかで、自由は拡大し、様々な権利が与えられるようになります。しかし、自由には責任、権利には義務が伴います。自分自身で獲得したものならその重みを自覚できますが、何となく与えられたものではその重みになかなか気付きません。「選挙権」の重みをしっかりと認識し、大人の一人であることを自覚し、世の中をしっかりと支える人になってもらいたいと思います。私は、これまで選挙を棄権したことは一度もありません。時に誰に投票してよいのか分からない選挙もありましたが、自分なりに判断して一票を投じてきました。選挙は、自分の意見を政治に反映する機会です。高校を卒業する皆さんには、大人の一人であることを自覚してもらいたいと思います。

 最後になりましたが、卒業生の保護者の皆様、お子様のご卒業、心からお祝い申し上げます。皆様には、PTA会員として、本校の教育活動に対し、温かい御理解とお力添えをいただきましたことに厚く御礼申し上げます。

 卒業生の皆さんの、これからの大きな活躍を心から願いまして、式辞といたします。

【校長ブログ】あれから10年(2021年03月11日)

今日3月11日は、2011年(平成23年)3月11日14時46分に東日本大震災が発生してから10年がたちました。当時、私は県立高校の教頭をしていて、鉄道が不通になったため自宅に帰れなくなった生徒307名と、東京方面から徒歩で帰宅を目指す帰宅困難者の方160名を学校に宿泊してもらい、徹夜で対応してことを思い出します。

 平成23(2011)年に大手広告会社電通が制作したCMに「ささえあったら、人になる」という作品があります。3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに考えさせられた「人と人どうしの助け合いの大切さ」。作品では「人」という文字をモチーフに、音楽とアニメーションで構成しています。

♪ながいぼうに

 みじかいぼう。

 ささえあったら、

 人になる。

 ささえることで

 人を知り、

 ささえられて、

 人となる。

♪ながいぼうに

 みじかいぼう。

 ささえあったら、

 人になる。

 ささえるから

 人なんだ。

 ささえられるから

 人なんだ。

「人を支え、支えられることが、今、必要である」ことを訴えた作品です。

新型コロナウイルス感染拡大で閉塞感のある時代だからこそ、浦和南高校の生徒一人一人が高校生の時も、また、卒業後も、このような人になってもらいたいと思っています。

【校長ブログ】合格おめでとうございます(2021年03月08日)

浦和南高等学校に合格された皆さん、おめでとうございます。ご家族も皆様もお喜びのことと思います。入学される皆さんの今後のご活躍を期待しています。

さて、新型コロナウイルス感染症が世界中で、日本でも猛威をふるっています。このような時代を生きる皆さんは、どのような力を身に付けたら良いのでしょうか。新たな世界、未知の領域に挑戦するとき、求められるのは、「問題発見課題解決能力」です。高校時代、思考力と表現力を身に付け、自らの夢に向かって道を切り拓いてほしいと思います。30年後の社会を牽引するのは皆さんです。解のない課題に立ち向かう人を育てる。ぜひ私たちと一緒に、この時代を乗り越えていきましょう

«Prev || 1 | 2 | 3 | 4 |...| 200 | 201 | 202 || Next»

ご案内

  • 在校生の方へ
  • 卒業生の方へ
  • 保護者の方へ
  • 受験生の方へ
気象警報発令時の授業対応
南高の部活動
学校自己評価シート
浦和南高等学校は、進学重視型単位制高校へ
  • 同窓会のお知らせ
  • 地域の皆さんへ
  • 人事応募・希望表明シート
学校からのお知らせを携帯でチェック
このページの先頭へ